自然からのおたより

植物

ヒトリシズカ

「一人静」・・ひっそりと一人咲いているイメージとは違い、森の林床に群生します。4枚のツヤのある葉の上に、白いブラシのような花が1本直立します。たまに2本立っているのをみかけます。  花には花弁も萼も無く白いのは雄しべ。その根元に花粉の入った...
植物

イヌガシ

3月中旬、伊東の城山の山頂付近には、イヌガシ(犬樫)がたくさんの花をつけていました。イヌガシはカシではなくクスノキ科の常緑高木樹で、葉には3脈が目立ちます。雌雄別株。秋には黒く丸い実をみのらせます。
動物

カワウ変身

3月になりカワウの羽色が繁殖羽に換わっています。同じ鳥とは思えません。左が非繁殖羽、右が繁殖羽、白髪頭になっちゃいました。
植物

ハランの花

クサスギカズラ科(キジカクシ科の説もあり)常緑多年草のハランは古名は馬欄(バラン)。幅広の大きな葉っぱは、お寿司をのせたりして利用されます。1月ころから茎の根元に白い蕾みから紫色の花を開花させ、主にキノコバエが花粉を運び結実します。実は地面...
動物

鳥の世界はもう春です。

今年は寒暖の差が激しい日々が続いていますが、鳥の世界はもう春が始まっています。伊東の町の中心を流れる伊東大川(俗称松川)ではカワガラス(カラスと名前がつきますが、カラスの仲間ではありません。)が営巣を始めています。3月になると巣立ち雛の姿が...
植物

晩秋

役目を終えて、もうすぐ土に帰ってゆく、虫食い穴のキブシの葉っぱ。晩秋の風に寒そうです。
植物

城ヶ崎海岸 イソギク

花が少なくなって来る季節に、城ヶ崎海岸では黄色い花が目立つようになってきました。地面近くに低く可憐に咲くイソギクは、海岸に自生するキク科の植物です。葉は肉厚で白くフチどりされています。葉の裏は白い毛が密集し、乾燥や強い日光、塩風など海岸の厳...
植物

キツリフネ

キツリフネは黄釣舟で、ツリフネソウ科 ツリフネソウ属の植物です。ツリフネソウとの違いはツリフネソウ:距がくるっと巻く、花序は葉腋から斜上、花は紅紫色キツリフネ:垂れ下がる、花序は葉腋から垂れ下がる、花が黄色なのが特徴です。他にハガクレツリフ...
植物

ツノハシバミの実

ツノハシバミの実は堅果で食べられるツノがにゅうっと出ていて,一度見たら忘れられない形
植物

ヘクソカズラ

この愛らしい花につけられた気の毒な名前は、葉をもんだりするとひどい悪臭を発する所から来ています。この季節に道ばたによく見られるつる性植物です。 秋に黄土色の実をつけて、クリスマスリースなどに飾られて汚名回復です。