植物

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サザンカ(山茶花) 日本固有のツバキ科

♪山茶花、山茶花咲いた道、焚き火だ、焚火だ落ち葉焚き、あーたろうか、あたろうよ、しもやけお手てが、もうかゆい♪ ご存じ童謡「たきび」は筆者の故郷、東京都中野区の冬景色から生まれた歌である。 山茶花は山口県、四国、九州南部、沖縄に自生する日本...
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アリモリソウ

アリモリソウ(有盛草 キツネノマゴ科)が11月半ばに開花しました。花冠は釣鐘型で白色、5裂、オシベ2本、葯は黒茶色、奥に紅紫色の標紋、葉はみずみずしい濃緑色で対生、繁殖は長さ80cmにもなる匍匐茎で節から根を出す、種による繁殖は未確認。 本...
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ツワブキ

本種はキク科ツワブキ属の植物で、福島県以南の主に海岸線の岩場そして海沿いの丘陵地でも見られる。11月から1月にかけて城ヶ崎海岸を散策すると一際目立つ黄色の花が本種である。 葉はフキとそっくりであるが光沢と厚みがあり海岸線の過酷な環境に耐えら...
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ノコンギク

伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の中で主人公の政夫が物静かで上品な従姉の民子に野菊を摘んで「民さんは野菊のような人」と言った場面がある。後年になってこの野菊の正体が気になり、読み返すと「山畑の綿を摘みに行く」となっている。 山野で主に目にするの...
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センダン

センダンの花が咲きました。栴檀・・難しい字を書きます。大きな羽状複葉の葉を持ち、紫色の小さな花をたくさんつけます。花の中心の紫色で筒状のものはオシベ(花糸)がくっついたもの。その中に背の低いメシベがあります。秋には白っぽい実をたくさんつけま...
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タラヨウ 葉書の木

伊豆高原の郵便局のタラヨウの花が咲きました。タラヨウ(多羅葉)はモチノキ科の植物で雌雄別株です。葉の裏に釘などの尖ったもので文字を書くと、文字が黒く浮き上がって消えないという性質があります。「葉書」という言葉はここから来ているとも言われてい...
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オオバウマノスズクサ

大木に巻きつくツル性の大きな葉っぱの植物から、奇妙な形の花をみつけました。大葉馬の鈴草「オオバウマノスズクサ」の花です。ガクが変形し大きく曲がっているため、花の中に虫が入ると簡単には出られない構造で、動き回った虫に受粉させるしくみです。
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ヒトリシズカ

「一人静」・・ひっそりと一人咲いているイメージとは違い、森の林床に群生します。4枚のツヤのある葉の上に、白いブラシのような花が1本直立します。たまに2本立っているのをみかけます。    花には花弁も萼も無く白いのは雄しべ。その根元に花粉の入...
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イヌガシ

3月中旬、伊東の城山の山頂付近には、イヌガシ(犬樫)がたくさんの花をつけていました。イヌガシはカシではなくクスノキ科の常緑高木樹で、葉には3脈が目立ちます。雌雄別株。秋には黒く丸い実をみのらせます。
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ハランの花

クサスギカズラ科(キジカクシ科の説もあり)常緑多年草のハランは古名は馬欄(バラン)。幅広の大きな葉っぱは、お寿司をのせたりして利用されます。1月ころから茎の根元に白い蕾みから紫色の花を開花させ、主にキノコバエが花粉を運び結実します。実は地面...