矢筈山

矢筈山2

伊東市でいちばん高い山といえば、げんこつ山と呼ばれて親しまれている矢筈山です。
伊豆高原から見ると、げんこつを握った形ですが、少し角度を変えて見るとハート型の上の部分でちょうど赤ちゃんのお尻にも見えるんです。

海抜810mのこの山は、伊豆東部火山群の一員で、2700年前の噴火のとき、粘った溶岩が火口から盛り上がって出来た溶岩ドームです。
登山道は最初はわりと平坦で、苔むした岩や、湧水の小川、不思議な幻の池などに魅せられつつのんびり行くのですが、後半は本格的山登りとなります。
山頂直下には大きな岩がごろごろとあり、行く手を阻みますが、これを乗り越え、山頂近くの展望台にたつと、絶景が待っています。

夏はマムシやスズメバチがいるので、冬の天気のいい日の登山がおすすめです。
初心者は必ず熟練登山者と一緒に。
本格的登山の準備でおでかけください。

矢筈山1

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