ジオテラスPlastic Smartー 海岸ゴミ拾い2021年

5月24日 汐吹海岸 
ウワサの三点岩周辺を山口先生の解説付きゴミ拾い。
漂着ゴミ、上の道路から投げられたゴミ、多量に回収しました。

県の補助金で買ったトングが役に立ちました。
ゴミがあまりに多量で、取り残しました。

取り残したゴミに未練いっぱいで時間と体力ぎれで回収作業は一旦終了。
海岸から、収集場所までの急坂を最後の力をふり絞り運びました。みんな、がんばりました。

7月16日 汐吹海岸
前回取り残し分と新たに漂着したゴミを集めました。

かなりきれいになりました。
でも、プラゴミは次々とこの海岸に運ばれて来ることでしょう。
このままでは2050年、海のプラゴミ総量が海の魚の総量を上回るというおぞましい推計が現実にならないように、使い捨てプラを出さない生活を心がけたいものです。
一人一人の力は小さいけれど、私たちの小さな行動が未来を決めると信じて!
梅雨明け寸前の雨上がり蒸し暑い中、みな汗だくでした。
熱中症にならず、無事でよかったです。
オスプレイが頭上を飛んでいきました。

11月5日 城ケ崎 大島が根とかんのん浜

見た目はきれいなのに、岩の隙間にはまっているペットボトル、空き缶などがたくさんありました。タイヤも一本回収しました。
かんのん浜の奥のほうは、人が入らないところですが、大きな漂着ゴミ、マット、まな板なんかもありました。海はなんでも運んできます。

 
一説では世界のプラゴミリサイクル率は約9%、焼却12%、埋立79%(うち、野ざらしプラごみ10%が土壌、川、海に流出。)
すでにプラゴミは回収しきれないほどに世界中の川、海に流出しています。
これは海の生態系に深刻なダメージを与えています。
また、マイクロプラスチックは更に細かく、ナノプラスチックとなり既に大気中にも流出しています。(特にプラスチックに含まれる添加物が有毒といわれています。)
海の生態系だけでなく、地球の生態系をも脅かしつつあり、人体への影響も例外ではありません。影響は世代を超えて出るのです。
安くて便利なプラスチックに依存している生活を見直し、利用を減らす以外にこの問題解決の糸口はありません。今の私たちの小さな行動が未来を決める。
マイバック、マイボトル、使い捨て容器を避ける、長く使えるものを選ぶ等、持続可能な未来のため、自分にできる小さな一歩を踏み出さねばなりません。