この季節になると、天候にかかわらず毎週富士山の裾野に通い詰めるキノコの先生にくっついてまわるのが楽しい。雨の降った次の日など、にょきにょきと出ているのを、これは食べられる?これは何?と質問攻めにするが、先生は丁寧に解説してくれる。。キノコはカビに近い菌で、森の中では樹木と共生し、倒木や落ち葉を分解する森には無くてはならない存在。マツタケは赤松や栂などの根っこに生えるのは知られているが、他のキノコも樹木との相性があって、先生は森を見てキノコを同定することが出来る。植物、昆虫、微生物など生物の多様性あってこそ、自然界の均衡が保たれていることを感じながら、この時期ならではの美味しいキノコをいただいている。(写真の白いのは猛毒のドクツルタケ)